マンションライフをもっと快適に!マンションオプションとは?

マンションライフをもっと快適に!マンションオプションとは?

マンションの「オプション」とは、あらかじめ標準装備されている設備に加えると、より生活に便利になるもの、見栄えがよくなるものと考えてよいでしょう。一例としては、室内の劣化を防ぐハウスコーティングやインテリア家具・照明・カーテンからエアコン・食器洗浄機といった家電などが挙げられます。今回は、マンションのオプションについてご紹介していきます。

マンションオプション
チェックポイント


シーリングライト

「シーリングライト」とは、天井に直付けするカバー付き蛍光灯のこと。オプション販売会でしか購入できないアイテムかと思いきや、ホームセンターなどでも購入できる場合もあります。光の拡散効率によって部屋の雰囲気も大きく変わってくるため、事前にショールームやホームセンターなどで確認しておいたほうがベターです。

シーリングライトの確認したいポイント


  1. 室内の明るさ
    点灯している蛍光灯シーリングライト器具は、角度によって器具の輝きが違って見えることもあります。その差が極端な場合、広い部屋に設置すると、部屋の隅では暗く感じる可能性もあります。
  2. 省エネ性マークの有無と数値
    省エネ性能の優れた製品(省エネ基準達成率100%以上)には緑色のマーク、未達成(100%未満)の製品にはオレンジ色のマークが付いている商品があります。マークに記載されている省エネ基準達成率の数値が大きいほど、省エネ性能が高いと言われています。
  3. ランプ寿命(耐久維持時間)
    昨今は、蛍光灯やHID灯は性能が飛躍的に向上し、寿命は短いもので6,000時間、長いもので15,000時間を超えるものもあります。蛍光灯に代わり主流となりつつあるLEDの寿命はさらに長く、4万時間と言われています。ただし、LEDの場合はライトの寿命が来ると、本体ごと交換しなければならないというデメリットもあります。
  4. 素材
    シーリングライトのカバーの多くは、乳白色のアクリルを素材として使っています。アクリルは軽くて設置しやすく、光の透過性も高いというメリットもあり、多くの蛍光灯器具のカバーとして使われています。自分で器具を取り付ける場合も考慮し、できるだけ器具が小さくて軽いものを選んだほうがいいでしょう。
  5. 虫が入りにくいか
    室内の明るさに引かれて夕刻や夜間に小さな虫がカバーの中に入りこむ事があります。中には、虫よけ効果のある波長を発散するものがあるので、虫が苦手な人は検討してみるといいかもしれません。また、LEDの光の波長は、虫が好む光の波長をほとんど放出しないため、虫が寄りにくいとも言われています。
  6. 調光機能
    調光機能があり、明るさや光色を変えられるシーリングライトは、手軽に空間演出ができるのでおすすめです。映画を見るときや、ゆっくり落ち着いた印象にしたいときなど、スイッチ一つで光の色を変えることができます。

ハウスコーティング

床に施す塗装のことで、フロアコーティングという名称で呼ばれることもあります。新築時はきれいなフローリングですが、年月を経ると紫外線による色あせや摩擦による傷などで、劣化が激しくなります。それを防ぐため、紫外線硬化塗装を用いて、床の表面を塗料の皮膜で覆う施工を施します。 効果としては、防食・防腐・防蟻・防汚・防水・殺菌性と言った素材機能の向上と維持・耐薬品・耐火性能付加など。平滑化・光沢の有無・彩色の保全・模様の美しさを高める狙い・意匠の発揮・景観保全などといった美観を保つ機能もあります。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは文字通り、「歩きながら収納できる」クローゼットのことで、3帖以上の広さがあることが一般的です。衣類のほか、スポーツ洋品やアウトドア雑貨、ペット用品や折りたたみ自転車等、大きな荷物もすぐにしまうことができます。

エコカラット

粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成した内装壁材のこと。余分な湿気を吸ったり吐いたりするのに適した大きさに設計されています。室内の湿度が高くなると。孔が湿気を吸収して湿度を下げ、逆に湿度が低くなると湿気を放出して潤いを与えます。冬の暖房により起こりやすい結露を抑えるほか、部屋干しによるジメジメした湿気を防ぐ効果もあります。カラーバリエーションも豊富で部屋の雰囲気も大きく変わることから、普及率が非常に高いオプションです。

インターロッキング

塗装に使われるコンクリートブロックの一種。インターロッキングブロックの略語ILブロックと書かれることもあります。コンクリートを互いがかみ合うような形状のレンガ風の形にして舗装します。普通のレンガ舗装と違ってかみ合いによって荷重を互いに伝えるため、支持力が大きく、コンクリート舗装にない柔軟性があるとされています。

ウッドデッキ

木材もしくは木材と樹脂を混合した合成木材で作られた甲板のこと。通常オプションである事は、仕様や流通している中古マンションの構造上、あまり事例はないのですが、昔から人気のあるオプションであるようです。屋外に配置するため、メンテナンスは必須。放っておくと紫外線や風雨によって劣化が進むため、定期的なケアが必要です。

ミストサウナ

ドライサウナとは異なり、霧状の蒸気(ミスト)を噴出させるサウナです。浴室暖房乾燥機にミスト機能がプラスされた商品が一般的。ドライサウナよりも効率的に熱が身体に伝わりやすく、低温でもドライサウナと同様の血行促進効果が期待できると言われています。温度が40℃前後であるため、息苦しさや心臓にかける負担などが少なく、幅広い年齢層に人気です。

床暖房

部屋の空気を温めるのではなく、床を温めて部屋全体をほぼ均一な温度にさせる暖房方法です。特に冬場は乾燥しにくため、快適に過ごせます。暖房器具に触る可能性のあるペットや小さな子供のいる家庭などでも安心して使用できます。 床暖房は、ガス温水であたためる方式と、電気で発熱させる方式などがあり、床暖房専用の仕上材も豊富です。中には、既存の床のフローリングを交換することなく設置できるタイプや、物件に元々あった給湯暖房機を利用して床暖房を取り付けることができるタイプなどもあります。

食器洗い機

食事で使った食器や調理器具などをセットすると、洗浄から乾燥まで自動的に行う厨房設備(台所設備)です。食洗機と略して呼ばれることもあります。通常の手洗いでは使用出来ないほど高温のお湯(摂氏70℃から85℃)を用いて、高圧水流で洗浄・すすぎを行うため、頑固な油汚れも落とすことが可能。高温乾燥で仕上げるので食器の殺菌効果も非常に高いのもメリットです。システムキッチンなどに組み込むビルトインタイプのほか、キッチンの片隅などに置く卓上タイプがあり、マンションのオプションとしては人気があります。

人感センサー

人間の所在を検知するためのセンサーのこと。主に玄関やウォークインクローゼットなどの多いスポットに多く用いられています。また、寝室からトイレまで距離があるなどの場合、足元が見えないことによる転倒防止のため、設置するケースも多いです。人が感知できなくなると自動的にスイッチがオフになるので、消し忘れもなく、電気代節約にもつながります。 人を感知するシステムとしては、赤外線・超音波・可視光などが用いられますが、一般家庭用の場合は検知範囲の関係上、赤外線のみであることが多いようです。

フットスイッチ

足で踏み電源を入れたり切ったりするスイッチのことで、キッチンや玄関、勝手口やウォークインクローゼット内に設置されることが多いオプションです。荷物で両手がふさがってる時でも、足元の操作でスイッチをオン・オフできます。

光触媒コーティング

光触媒とは、太陽光や蛍光灯などの光があたると働き始める触媒のこと。太陽などの紫外線が当たることにより、表面に強い酸化作用が生まれ、壁等に付着した大気中の汚れや人の皮脂や脂などの有機物を分解します。特に、ペットのいる家庭では、抗菌性能の高さで人気があるようです。これまでは、主に建物の外壁の美化に採用されていましたが、近年はベランダや子供部屋の内壁など、美化保持を目的に採用する家庭が増えています。

玄関の鏡(ウェルカムミラー)

普及率の非常に高いオプションのひとつ。玄関前に設置するため、出かける前に靴を含めた全身の身だしなみが確認できます。最近は、鏡に曇りや汚れをつきにくくする加工がされたものも登場。冬場や梅雨の時期等は、外気と室内にとの気温差で曇りが発生しやすくなりますが、このような時期にも美しさを維持できるような仕様も多くなっています。

魔法びん浴槽

浴槽が魔法びんのような保温性を発揮する設備のこと。浴槽に入れたお湯が冷めにくいため、追い炊きの手間や光熱費を抑えることができます。家族の多い家庭でも、最後に入る家族も温かいお湯が使用できるので、足し湯をする頻度も減り、水道代節約にもつながります。

マンションオプション購入の前に、
ショールームを活用しよう

マンションオプションを購入する前にはショールームを活用するのも1つの方法です。新築マンションを契約すると、「オプション販売会」の案内が届くのが一般的。その販売会でオプションを購入するケースが多いのですが、販売会の前に、一度、ショールームで実物の商品を見ておくことをおすすめします。 ショールームの魅力は、何といっても実物の商品を数多く見られること。カタログやホームページだけでは伝わりにくいサイズや質感、操作音などがよりリアルにイメージできます。ショールームに訪れたときは、機能や使い勝手など、実際に試してみることが大事。使い方などはコーディネーターが実際に動かしながら説明します。

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